金沢駐屯地創立61周年記念行事に行ってきましたよ

「陸上自衛隊金沢駐屯地創立61周年記念行事」に行ってきました。
　
実は私、航空自衛隊小松基地の近所で育ち、飛行機大好き（詳しくは無いけど）なんですが、「陸上自衛隊」に興味を持ったことって、ほぼ無くって、静岡県東部に7年以上住んでいたのに「富士総合火力演習」（御殿場）を完全スルーしていたような人間。
たまたま昨日、私の親友（中学校2年生、警察、自衛隊大好きボーイスカウト少年）からその情報を聞かされ、ちょっと行ってみっか、と思った次第です。
　
朝起きると激しい雨、やっぱ止めとくか、といつも通り出荷伝票などを準備していたのですが、10時頃には止み、「そういえば戦闘訓練は11時半くらいだったな」と、意を決して家を出たのでした。
　
悪天候が幸いして、というべきか、基地周辺道路、臨時駐車場（シャトルバス付）に混雑は無く、11時前には余裕で基地入りできました。
ちなみにシャトルバス内で行きも帰りも「おひとりさま」だったのは私だけ・・・。
　
はじめて入る「駐屯地」の印象は「学校っぽい」というもの。それも最近のコジャレた学校じゃなくって、昭和の、私の記憶の中の学校を再生したような感じなんです。やたら広いグランド、鉄棒、あまり立派とは言えない建物、その建物も一部開放しており入ることが出来ましたが、「下駄箱」とか「掃除当番表」とかあったりして、懐かしさすら覚えます。
ただ、「こころの相談室」のポスターがあるあたりは、平成なんだなあ、と思ったり。
　
予想通り、天気は雨が降ったり止んだりで、時折ずぶ濡れになったりもしましたが、アトラクション中はおおむね止んでおりました。
　
武道展示
スポーツとしての「武道」、エンターテイメントとしての「格闘技」とは違う迫力に満ちておりました。
　
　
模擬戦闘訓練 -敵部隊に制圧された拠点を奪還する、といった内容（だと思います）-
　
ヘリでレンジャー部隊を投入
　
りゅう弾砲撃により、敵戦力を減衰させます。
我ながらタイミング良く撮った一枚。最初の砲撃時は轟音にビビってもろブレ（本文下のアルバムにあります）でした。
ちなみに射程は30km、金沢駐屯地から小松市さくら部長のお住まいまで到達するとのことです。
　

ちなみに訓練展示中はアナウンス席の脇に陣取っていたんですが
うら若き女性自衛官さんのファイルがトトロなのに目を奪われたり。
　
戦車登場！　90式や、最新鋭の10式が見られるかな、と思っていたんですが、74式でした。
実は私、動いている戦車を見るのはたぶん初めて、その迫力に痺れました。
砲撃シーン。
機関銃を打ちながら前進、戦闘機のイメージがあったので、どんな爆音なのかと思っていたら、エンジン音は意外と静かでビックリ。
考えてみれば、戦場では静かに行動出来たほうがいいに決まってますよね。
　
遮蔽物のない平地では文字通り地に這いつくばって射撃します。
水たまりに体を沈め、数分間この姿勢のまま。
　
クライマックスはレンジャー部隊のビル突入シーン。
まんまアクション映画です。
　
　
訓練展示が終わり、ちょっと和んだ表情を見せる隊員。
　
　
私たちが目にする自衛隊と言えば、（特に今年は）災害地で活動（活躍）する姿だったりするわけですが、その本来の目的のための訓練を見ることは、大変意義深いことでありました。
　
　
下記にも、今日撮影した写真をアップしてみました。
宜しければご覧ください。