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お正月も3日となると、ほぼ「普通のお休み」気分。
今年はカレンダーの関係もあって、1,2日は「お正月」、3,4日は「週末休みでで気持ちを切り替えて」5日の仕事始めに臨む、という方が多いのではないのでしょうか。
さて、昨日(2日)は久々に金沢中心部の香林坊大和、香林坊109に行ってきました。
近場の駐車場は入車の長い列、チョット離れた市役所の地下駐車場にクルマを停めて歩くことに。
いやあ、盛り上がってましたよ、初売り。
大和はアダルト、ファミリー層が中心。
109は「どこにこんな若いモンがおったんじゃ」と思えるくらい大勢の10~20代のコたちが、福袋やバーゲン品を買い求めておりました。
メガホン持って「福袋、あとコレだけ~」と声を上げる店員さんの活気も心地よく、
「ニッポン、元気じゃん」
と、こちらも元気をもらった気分。
今日(3日)は、年末年始の慌しさでおざなりになっていたさくら部長とのお散歩をのんびり、と思っていたんですが、無常にも冷たい雨に祟られ(この3ヶ日はずっとくもり時々雨か雪でした・・・)、やっぱり短縮モードに。
低い雲が垂れ込め、午後3時だというのにオートでカメラを構えると「フラッシュをオンにしてください」と警告が出るほど薄暗いのが、北陸の冬なのです。
誰かが作った雪だるまも、溶けて楳図かずおの漫画のような不気味な姿に。
さくら部長、正月疲れか散歩から帰って早々に自宅に引きこもるの巻。
帰宅の途中、「美川県一」の看板を撮影するためクルマを停めて。
もともと、旧美川町(現在は白山市)の町長さんが洒落で(美川謙一さんとかけて)作った看板ですが
ちょっと前のニュースで、2011年に取り壊されることが決まったと聞き、その前に「雄姿」を記録せねば、と思っていたのです。
そしてこの町は、石川県が世界に誇る珍味「ふぐの子(卵巣)ぬか漬」を作っている町でもあります。
場所は手取川河口近くの日本海に面した海岸沿い。
西の空を見ると、雲の切れ目から日が差し込んで、オレンジの帯をつくっていました。
元旦からもう1週間!
何だか、今年も呆然としている間に過ぎ去ってしまいそうな予感。
そうならぬために、「何事も計画性を持って、着実に実行を!」 と言いつつ、元旦には「一年の計」なんて全然考えて無かったなあ・・・。
そんなわけで、話は一週間前に戻るんですが(笑)、今年の元旦は「大安」でした。
「こいつは春から縁起がイイや!」みたいな張り紙が、元旦初売バーゲンの会場で見られたものですが、今日ふとカレンダーをみてみると、1月1日は「ひのえうま」の日だったんですねえ。
私は「丙午」生まれ、縁起を担ぐほうではありませんが(しかも今更ながら)、今年はいい年になるかも、なんて単純に気分良く外出(笑)。
駐車場からクルマを出して、通りに出る三叉路、ふと見ると駐車場のクルマの間に潜む白バイが。
シートベルト良し、一時停止良し、と無事通過。
やっぱオレ、運好いわあ、なんてまた必要以上に喜んでみたり。
でもって、昼食に入った牛丼店。(若い頃の習慣か、今でもたま~に食べたくなります)
一口食べて、あれ? 何だか違和感。
その原因はかなり柔らかめのご飯でした。
どんぶり物って、汁気と合わせるのにちょっと固めに炊き上がっているものですが、チェーンの牛丼店でこんなご飯にあたったのは初めてです。
控えめに周りを見回すと、誰も文句一つ言わず、いつものごとく、ハードボイルドに飯をかき込んでいました。
私もいつもの通り、ご飯粒一つ残さず、完食。
店員さんも気づいてないのかな、などと思い、帰り際に、自分なりに出来るだけスマートに(笑)「今日のご飯、柔らかかったような」と一言。
「すみませんでした」を顔を伏せてお返事。
考えてみると、こーゆーファーストフードのお店って、お客さまから「今日は美味しかったよ」なんてあんまり言われないのでは。
当たり前のように毎日同じ味のものを提供し、ちょっと違うと、私みたいな人間に文句を言われるってのも、大変だよなあ、と自分で突っ込んどいて、フォローしたり。
さて、今日は快晴、白山もキレイに見えていました。
そういえば先日のニュースで、富山限定切手で「立山連邦」(正しくは連峰)と誤字のまま2,000シート印刷、既に1/4が販売済みとの事。
連邦と言えば「地球連邦」、富山の郵便局の人々は機動戦士ガンダムファン(しかもガンダム系MS好き)だったに違いない、と勝手に想像したり。
でもまあ、これ買った人は「プレミアものだあ」と大喜びして、決して修正版とは交換しないのでは。
天気予報では、この3連休日本海側は荒れ模様とのこと。
そうだ、「波の花」を観に行こう! と唐突に思いつき、昼前に久々の能登路へ出発!
近所のセルフでガソリンを入れて。97円/L、満タン給油でも約3,000円、こればかりは世界同時不況に感謝したい気分。
内灘から能登有料道路を北上、「千里浜なぎさドライブウェイ(波打ち際の砂浜をクルマで走れる)」は強風、高潮のため通行止め。
ちょっと残念ですが、荒天は「波の花」にとって不可欠条件だけに、期待が高まります。
穴水から輪島方面へ。
うーん、能登路はいつもながらにヒトもクルマも少ない・・・。
あ、と思い、クルマを停めて。
ね、ねこさん、 あんたたち、集団で何やってるんですか!
雪が降ってるのに、コタツで丸くならないストイックなヒトたち・・・。
「アンタたちこそ、何なの?」と、よそ者に冷たい視線。前足の上に乗った尻尾がカワイイです。
さて、ようやく輪島市海岸沿いの国道249号線に到達、千枚田ポケットパークで一休み。
そのまま珠洲方面数キロ、曽々木海岸「窓岩」に到着。
波の侵蝕により、約2mの穴がポッカリと開いています。
ここでは「波の花」は観測できず。
そこからちょっと走ると「垂水の滝」。
風が強いと、水が押し上げられる風景が見られるそうですが、今日は重力に従い、普通の滝でした・・・。
「風待ち」を兼ねて向かいの「割烹 滝見亭」で遅めの昼食を取りました。
オーダーはもちろん、「能登丼」!
ネタは能登の海の幸。器も珠洲焼の丼に輪島塗のお椀とこだわってます。
大変美味しうございまいした。
輪島塗の箸のオマケ付です。(店名は無くとも良かったのでは・・・)
満腹になったところで、「波の花狩」を再開。
岩に波がぶつかり
クリーミーな泡が生成されます。
潮が引いた後も、「アワアワアワ・・・」
なんですが、泡立ちが今ひとつ、風が無いので、「泡の舞」も見られず!
観光写真のような絵に描いた「波の花舞」は撮れませんでしたが、その分、屋外でも過ごしやすかったですし、「能登の冬」を楽しむことができました。
(帰路の能登有料は強風で冷や汗ドライヴ、この風がもう少し早く吹いていれば・・・)
帰宅後、千枚田ポケットパークで買った「いかの塩辛」で晩酌。
肉厚のイカが美味です。
七尾の「オモチャのとらやさん」、穴水の「幸寿しさん」、松波の「松波酒造さん」など、能登のお友達ショップにも寄りたかったのですが、時間が無くて断念、残念。
今日の走行距離は約300km。冬の間にもう一度「波の花」リターンマッチをしたいと思ってます。
昨日は久々の快晴、そして今日は曇りながら最高気温は13度、空気がぬるく感じられた一日でした。
この2日間で行われた大学入試センター試験も、(降雪による)足元の不安もなく、スムーズに行われた模様です。
受験生の皆さん、ご家族の皆さん、お疲れ様でした、あと一息、くれぐれも体調に気をつけて、実力を発揮できますよう、祈っております。
(といってる私は、理数系がダメダメだったので、当時の共通一次試験は受けなかったんですけどね)
さくら部長も太陽エナジーを充電中。
今日も雪、昨日と異なり晴れ間は見られませんでした。
昨日から断続的に降っている割には、積雪は大したこと無し。
(加賀地方では5cm程ですが、能登七尾では45cmと大雪になっています)
昨日の写真よりちょっとだけ、白化粧。
ただ、散歩中の降雪は昨日より激しく、デジタルカメラの防水テストをやっているようなコンディション。
というか、人間様にとってもかなりハードなコンディションでありました。
毛皮をまとったさくら部長は雪なんぞ意に介さず。