ブログの更新をサボっていたおかげで、旧聞と化してしまったニュースの話から。
そういえば、「ピッカピカの、いっちねんせい」というTVCFはいつからやらなくなったんだっけ、と思ったのが小学館の学習雑誌「小学五年生」「小学六年生」休刊の報道。
1922年創刊、で、実に87年(戦前、戦中、戦後)もの長きの間、刊行されつづけていたこと自体、ものすごいことですから、称賛されるべき「引退」のような気もしますが、昨今の出版不況の象徴となってしまった感あり。
実のところ個人的には(失礼ながら)、「まだあったんだ」という驚きもあったり。
というのも、私がリアル小六だった1978年当時でも、(たまたまなのか)周囲に購読者はほとんどいなかったんですよね。
学習誌としては、学研の「科学」と「学習」のほうが充実してたし(「科学」の豪華付録は毎号楽しみでした)、アイドル情報は「明星」と「平凡」、マンガ好きは「少年チャンピオン」、「少年ジャンプ」へ、そして「ドラえもん」ファンには「コロコロコミック」があるし、という状況でしたから。
そうやって思い返してゆくと、かつてはたくさんの「雑誌」に親しんできたんだなあ、と改めて思います。
自分が能動的に読み始めた「小学一年生」から、前述の雑誌以外では「テレビマガジン」中学校に入って「OUT(休刊)」「ホビージャパン」、高校くらいで「タクテクス(休刊)」「スコラ(休刊)」、乗り物系では「ベストバイク(休刊)」「ロードライダー」「サイクルサウンズ(休刊)」「ベストカー」etc.。とにかく月に2~3冊は買ってたような。
ところがその先は青年マンガ誌にも、総合週刊誌にも、文芸誌にも行かず、現在定期購読している雑誌は、ありません・・・さすがに新聞は取ってますが。
たぶん、これからも伝統ある雑誌、かつて隆盛を誇ったマンガ誌の休刊、統合のニュースは続くことでしょう。
「雑誌」はやがて街角で配布されたり、ポストに突っ込まれるフリーペーパーしか残らなくなるのかも・・・。
さて、芦城公園の紅葉も色づいてまいりました。

きょうのにゃんこ。


ここ最近、公園で出会うねこのほとんどが、片耳が欠けているのが気になります。
1~2匹なら、ねこ同士の喧嘩と思えますが、あまりに数が多くて、これは人間の犯行ではないかと。
(ねこたちは、餌をくれる人間には、容易になついてしまうのです)
今日のさくら部長。倒立してるとこ、じゃなくって、岩から飛び降りたところ。

うーん、見事なおヒップ。これ以上太ると、着地の際前足を骨折するんじゃないかと心配になります。
おやつをねだるときの顔。

この何とも言えない表情(そんなに物欲ししそうじゃないんだけど)で、「いつまでも待つわ」されてしまうと、ついおやつをあげてしまうのです。