今日も快晴、最高気温は23度。
好天続きと桜見物にはもってこいの一週間でしたが、その分散りゆくのも早そう。
というわけで、今年の見納めは何処にしようかと、とりあえず目的地を定めず、クルマを走らせました。
この季節、クルマでのんびり流しているだけでも、あちこちの桜(学校とか)から花びらが舞い、気持ちが良いものです。
気がつけば、鶴来方面に向かっていたので、おおそうだ、と 石川県林業試験場樹木公園 に向うも、駐車場が一杯で入れず。
で、近所をウロウロしているときに通りかかったのが、北陸鉄道石川線 加賀一の宮駅。


ちなみにこの駅、石川県でももっとも初詣客の多い 白山比咩(しらやまひめ)神社 の最寄り駅ということで、年末年始は大賑わいなのだそうですが、先日廃止届(鶴来~現在の終点、一の宮駅)が国土交通省に提出されており、今年11月をもってお別れとなりそう。
開業は1927年、というから82年の歴史がある駅なんですねえ。
と、これは帰宅後に知った事実。実は私、ここを訪れたのも初めて、北鉄石川線も一度も乗ったことがないのです。

たぶん、今日が最初で最後の一の宮駅だろうなあ、と思いつつシャッターを押したのでした。
写真左、ここが終点なんですが車止めらしきものは無くて、線路が雑草でフェードアウトしております。
写真右、やはりというべきか、鉄道ファン・アマチュアカメラマン(銀塩率高し)も多く訪れていました。

桜は散り始め。

駅裏の公園。ご近所さんと思われる花見客が何組か。
露店が出ているわけでもなく、のんびりとした雰囲気で花見が楽しめます。

駅の西側は手取川。


ワンマン電車って、バスみたいな整理券機があるんですねえ。
(クルマ移動の地方生活者は、公共交通機関に疎いのです)
例によって、動画もちょっと撮ってみました。