小松市の莵橋神社(通称おすわさん)の秋祭り「西瓜まつり」にブラリと行ってきました。
昔、この祭りに西瓜を売る店が何軒も並んだことから「西瓜まつり」となった、と子供の頃聞いていたのですが、本当の由来は「水火(すいか)」、すなわち「水」と「火」の大いなる恵みに感謝し、大自然に畏敬の心を表す祭りであったそうです。
同じ神社の春の大祭「お旅祭り」に比べ、あまり私の記憶に残っていないのは、ヤッパリ8月末というタイミングのお陰でしょう。
毎年この時期、ぜんぜん終わってない夏休みの宿題に追われておりましたからなあ・・・。
そんなわけで、もう宿題も無い歳になったので(夏休みも無いけど)さくら部長を連れて行ってみることに。
さくら部長、散歩前の背伸びをするも、大あくび、やはり夏ダレでしょうか。
今日は月曜、とはいえ人通りの少なさにかなりビックリ。
昔はひしめいていた(と思う)通りの露店も歯抜けで、境内の人影もまばら、というか私とさくら部長がお参りした時は貸切状態でありました。
なんでも見どころである「火と水の神事」は27日夜がメインだったとか。
「御神火」で清めた「御神水」を振舞ったり、80kgの米俵、130kgの石を持ち上げる「盤持ち神事」など、なかなか盛り上がっていたようです。
来年は是非とも夜に訪れようと決意し、その場を去ろうとしたのですが、珍しくさくら部長がストライキを起こし、家に帰ろうとしません。
カステラ焼、たこ焼き、焼き鳥、りんご飴、かき氷など、露店からの食べ物の匂いをさんざん嗅がされながら、何も買ってもらえなかったことに抗議しているようで、露店の方へとグイグイ綱を引っ張ります。
こんなこともあろうかと、持参したペットフードを与え、何とかごまかして帰宅したのでした。
(ところで、何が食べたかったのかなあ)