北陸ならではの冬を感じさせる光景です。
道路中央に埋め込まれた融雪装置の試験運転です。雪が降る前に水を出してみて、ゴミなどで詰まったノズルの掃除をします。
そういえば横浜の大学に入ったばかりの頃の話。
「新潟県には道路に噴水が設置してあるんだって?」
「さすが角栄さんのお膝元!」
「・・・・・・・・・・」
「それって融雪装置だよ」
「新潟だけじゃなくて雪国ならどこにでもあるの!」
みたいなやり取りがありました。
こちらはいつも散歩する公園。あちこちに丸太や竹が放置してあります。
何に使うのかというと・・・
そう、雪吊用の支え木です。
横に伸びた枝が雪で折れないよう縄を張っておく北陸の風物詩。近年雪はめっきり減りましたが、美しい観光資源ということで、かなり早いうちから雪吊をするようになりました。
ちなみに写真中央の銅像は加賀三代藩主前田利常公です。