今年初めて行われた「東京マラソン2007」。
休日の午前中、のんびりTVで観戦させてもらいました。
東京の中心部がランナーと観客で埋め尽くされる様は、CGを駆使した大スペクタクル映画のようでもありました。
首都圏の主要道路が半日も封鎖されるという「日常の非日常」。
夕方のTV番組でも、出場者の追跡取材、サポートに当たった方のご苦労、宅配ピザ店の対応策など、特集が組まれておりましたが、(失礼ながら)レース結果よりその舞台裏のほうが面白かったり。
ところで、メインスポンサーは東京メトロ(かつての営団地下鉄)とのこと。だったら地下鉄を一時休止して、線路上を走らせれば雨もお構いなし、地上の混乱も無かったのでは、と思ったりもしましたが、延々トンネルを走り続けるランナーもかわいそうだし、TV中継もまったく味気ないので、誰も参加しないし観ないイヴェントになったでしょうねえ。
ちなみに私も20世紀の終わりに、一度だけ市民ロードレースに参加したことがあります。
(なんか今見ると、某半島の某共和国からお忍びで参加したランナーのような風情ですなあ)
わずか10kmとはいえ、学生以来まったく運動とは遠ざかっていた身で、無謀なことをしたものです。
加えて当時は65kg、生涯でもっともふくよかな時期でもありました(現在は59kg)。
結果は約1時間で完走。これは市民ランナーとしては「下の中」くらいの成績でした(笑)。