好天に恵まれた立春の日曜、能登町の松波酒造さんにお邪魔し、酒蔵見学をさせていただきました。
創業時(明治元年)の建物で今も日本酒「大江山」を造っています。
ガイドしてくれたのは若女将の聖子さん、元気印のさわやかなお嬢さんですよ。
炭酸ガスが沸々と気泡を作っています。「お酒ってこんなにも生き生きとしているものなんだ!」とカルチャーショックを受けました。
続いて見せていただいたのは「槽(ふね)」。モロミをこの中に入れ「重り」を乗せてお酒を絞りだす昔ながらの手法。この手間ひまが美味しさの秘密なのですね。
「槽(ふね)」の中には酒粕が残ります。
絞り出されてきた、まさに、出来立てホヤホヤの新酒。甘く爽やかな香りをキラキラと放つようです。
コンヤ父が試飲、初めて飲む絞りたての新酒の「シュワッとした風味」に大変驚いていました。
私はドライバーだったので、試飲は泣く泣く断念。
聖子さんいわく「爽やかな香りと荒々しさを兼ねそなえた味」。
こちらはお酒用のご飯を蒸す巨大な釜。
なんとコレを(クレーンを使わず)人力で持ち上げたりひっくり返したりする、と聞いて一堂オドロキ。
酒蔵見学を終えて、作りたての大江山のにごり酒「波の花」、絞りたての酒粕などを買わせていただきました。
聖子ちゃん、お母さん、皆さま、ありがとうございました。
帰宅後、「波の花」をゆっくりと味わいました。
なるほど、「活き活きとした酒」とはこういうものか、と鮮烈な味わいに舌鼓。