今朝起きると、今年一番の積雪。ウチのクルマの屋根で計測したところ、積雪10cmでした。
まあこれくらいなら、まだ雪かきは必要ありません(いや、してもいいんですけど、面倒なので(笑))。
道路の除雪も関係各位の努力のおかげで交通に支障ナシ。
久々に日中時間ができたので、白峰地区に向かってみました。
以前「いしかわや通信」でも取材した「雪だるままつり」は15日に終わっていましたが、たぶん週末までは雪像が残っているのでは、と思ったのです。
金沢から白山市白峰地区までは、クルマで約1時間。周りはスキー場だらけなので、もっと混むかと思っていましたが、正午過ぎという半端な時間に出発したので、スムーズに到着しました。
白峰地区は石川県でも、もっとも雪が降る地域、雪かき不要の平野部とは別世界です。
積もった雪が消音装置となり、街は不思議な静謐さに満ちて・・・、と思ったのもつかの間、あちこちからディーゼルエンジンの音が。
そう、降り続ける雪は、除雪車の休む間を与えてくれないのです。
さて、雪だるまは、と
やっぱりまだありました。・・・なんですが
これはたぶん、「おしりかじり虫」。昨晩の雪に埋まってしまっています。
などなど。
大型の雪像は除雪の邪魔なのか、撤去されたようで、ほとんど見当たりませんでした。
ふと、上を見上げると、この街は、街灯にも「雪だるま」の趣向が凝らされていたのですね。
(今まで気がつかんかった)
そんなお気楽な私と違い、街の人々は、雪かきに追われています。
北陸の雪は湿っているので重く、屋根の雪かきも欠かせません。
建物倒壊防止、それに不意の落雪での事故も多いのです。
屋根からかき出した雪は(当然のごとく)路上に落ちるわけで、そこから先は除雪車の出番です。
それにしても、今より雪が多く、今ほど除雪車が揃っていなかった数十年前、白峰の皆さんは冬はどうしていたのでしょうか。
帰路、雲の切れ間に見えた青空。