マイケル・ジャクソン氏のご冥福を、彼の「スーパースター」時代を知る者として、こころよりお祈りいたします。
享年50歳、「早すぎる」という定型文を見るにつけ、晩節(昨今)の報道を思い出せば、ファンとしては「むしろ・・・」とも、思ってしまうのです。
(たぶん、存命であられても、彼の宝石のようなポップスの新作を耳にすることは・・・)
古いヴィデオテープを引っ張り出して彼を偲ぶ三日月の夜。
彼について、今更私などが言及することなど何もありません。
ただ、彼についての記述で、もっとも印象に残った一文を紹介したいと思います。
村上春樹「THE SCRAP 懐かしの一九八〇年代」
「マイケル・ジャクソンそっくりショー2」より
【前半省略】
-マイケル・ジャクソンの「そっくりショー」に出演する若者のお話です-
それから多くのマイケル・レプリカたちは本物のマイケルらしくなるように、血のにじむような努力をしている。彼らのほとんどはマイケルの真似をして酒も飲まないし、煙草も吸わない。女の子とも寝ない―かどうかはしらないけれど、かなりきちんと私生活を律していることも事実である。そういう点ではマイケル・ジャクソンは青年たちにとても良い影響を与えている。昔のジャズ青年たちがチャーリー・パーカーの真似をしてクスリをやったのとはえらい違いである。
「ある種の人々は神に祈る」とレプリカの一人であるマリオ君は語っている。「僕らはマイケル・ジャクソンに祈るんです」(84.10.5)
コメント (1)
ひさびさに、こんばんわ。
超大物が逝ってしまいましたね。プロレス界の大物が逝ってしまったばかりなのに。
スリラーやバッドは、当時、音楽番組をつければ必ず流れていて、あきるほど見ていたもんですな。
この頃ですか、ディスクジョッキー(DJ・現在とは意味合いが違ってる様ですが)ならぬヴィデオジョッキー(VJ)と言うものが出始めたような。(現在は死語のようですな)
まあ、記載の画像はウケねらいですか。知っている人はけっこう年くってますな。
Posted by: O.S | 2009年06月27日 19:04
日時: : 2009年06月27日 19:04