事実は時として、想像力の斜め上を行くことがあるわけで・・・。
「白山でもオタマジャクシ降る?-中島に続き「超常現象」深まる謎-」
えー 今度は【いしかわや】から比較的近い(数kmの距離)白山市徳丸町です。
(ちなみに私、5年前までこのすぐ近くに住んでました)
今回も記事を要約すると
・6日朝、白山市徳丸町の駐車場にオタマジャクシ約30匹が落ちているのを県職員Kさんが発見
・いずれも死骸、つぶれた形状から上空から落下した可能性が高い
・同駐車場を利用する会社員Iさんによれば、5日夜に異常は無かった
・だが同夜、「ドン」という音がし、家が揺れた感じがした
・近所に高い建物は無く、今回も竜巻は観測されていない
まあ、超常現象好きの私としても、今回は、(その規模からいっても)前回のニュースを受けた愉快犯じゃないの?と思ってしまうわけですが
「投げつけられたようなつぶれ方ではなく、人為的ないたずらのような感じはしない」(発見者Kさん)
との発言もあり。
また記事自体も、一昨日の週刊誌的な書き方(たぶんわざと)から、通常の表現(余分な記述が無い)になっているのも、ちょっと不気味なかんじがします。
そう、そして前回私が指摘した「海辺のカフカ」とまたしても奇妙な一致が。
「カフカ」では、初め中野区の住宅地でアジ、イワシが降り、次に富士川(静岡県)でヒルが降るというくだりがあります。
「いきものが続けて2回降ってくる」とこしか合ってないジャン、と言われればそのとおり、でも「いきものが続けて2回降ってくる」なんて、そうそうある話(思いつく話)じゃありませんよね。
明日か、数日後に、「あれは悪戯でした」とどこかの誰がが名乗り出るのか、それとも、謎のまま忘れられてしまうのか(語り継がれるには、ややスケールが小さい)。
はたまた、「2度あることは 3度ある」のか?
「いしかわや日誌」は、事件の動向を見守り続けます。ジャーン!
しかしまあ、もし、本物の「超常現象」だとして・・・。
神から授かった「とくべつの力」※で「いつでも、どこにでも、オタマジャクシを降らすことができる」人がいたとしたら・・・
「もう少しマトモな、生産的な能力にしてくれよ」
と愚痴の一つもいいたくなりますね。
※ひらがなで「とくべつ」と書くのが、村上春樹風