学校はもう冬休み、暖かさもあってか、子供たちの姿もチラホラ。
で、東屋に集まっている小学校高学年の子たちが、何やらダンスの練習中。
「わーい えむ しえ!」
と、例の振り付けで踊っているではありませんか!
一瞬、30年前にタイムスリップしたのかと思いましたよ。
西城秀樹(ついさっき、NHKの旅番組でお見かけしましたな)の「ヤングマン」が大ヒットしたのが、私が小6、1979年2月のこと。
「懐かし歌謡」をTVで見たのか、それとも最近の芸人さんがネタにしているのか。
そういえば先日も、公園隣の小学校(私の母校)からブラスバンドの練習曲「銀河鉄道999」(映画版ゴダイゴの曲)が聞こえてきたり、自分が好きだった楽曲が、今のコドモたちにも親しまれているって、少しうれしい気もします。
近年、とみに盛り上がらないレコード大賞、「今年カラオケで歌われた楽曲ベスト10」の中に、「今年リリースされた曲」が一曲も入っていないという事実、いわゆるゼロ年代(2000~2009)の歌謡曲は30年後、街に流れるのだろうか、と思ったり。
で、話は急に「ヤングマン」に戻るわけですが、この曲、もともとアメリカのディスコバンド「Village People」の世界的大ヒット曲。
高校の時観てた「ベストヒットUSA」の「タイムマシン」(旧曲)コーナーで、「ゲイ曲」だと知ってビックリ。
西城さんも「ザ・ベストテン」の黒柳さんも、久米さんも、そんなこと言って無かったよ!(そりゃそうか)と思った覚えが。
その「ベストヒット~」で掛かったのが、もうひとつの代表曲「In The Navy」。
これも「ピンク・レディ」がカバーしてたっけ。
小林克也さんの解説曰く
「ブラックエンジェル(暴走族)、インディアン、カウボーイなど、当時のゲイ憧れのファッションに身を包み・・・」
私的に一番インパクトがあったのが「道路工事の人」です。
「そうか、あーゆーのがイイのか・・・」と当時高校生だった私は、まさに「新たな世界」を垣間見た気がしたものです。
(もちろん、それ以上踏み込むことはなかったのですが(笑))
しかし、なんというか、今風にいえば「ゲイ萌え~」な展開なんですかね。
曲中盤のコスプレ男たちに詰め寄られて後ずさりするシーンとか、最近の萌えアニメ(男子が不必要に多数の女子に囲まれる)にも通じるものがあるような、無いような。
アバウトなフラッグダンスのシーンとかも、なんか観てて、ほっこりしますね(意味不明)。