最近、街中で見かけるようになった新型の信号機。
この角度からだと、その薄さがよく判ります。歩行者用信号も、スタイリッシュ。
なんでも、今年から本格導入され始めた「超薄型LED灯器」というそうな。
80年代のSFアニメに出てきそうなデザイン、そして雪が降る地域では、着雪しにくい(雪の重みでの信号機倒壊の可能性があるので)というメリットもあるのかも。
そんな最新型信号機交差点の角店は自転車屋さん。
こちらは対照的にえらく昭和的な佇まい。
「カワムラ自転車」というのは、かつてミヤタや丸石などと共に高級自転車メーカーとして知られていたそうです(WIKIより)。
そういえば、昔(70~80年代)は少年漫画誌の裏広告といえば、自転車が主流でした。
そして店内に貼られたポスターをよく見てみると・・・
1986年発売の原付バイク SUZUKI GAG(ギャグ)だったり。
いやあ、懐かしいなあ。
当時はバイクブーム、なかでもサーキットからそのまんま出てきたような「レーサーレプリカ」が各社から競うように発売されていた時代。
そのさなか、レプリカにもっとも力を注いでいたスズキがセルフパロディとして出したのが「GAG」でした。
こんなバイク。高校時代の友人が乗ってました。
単独の写真ではよく判らないんですが、中型バイクをそのまま3/4くらいに縮小したカワイイ系の原付なのです。
でもこれ、当時(24年前!)からお店で釣るしてあったものなのか、それとも最近「お宝」として掘り出して展示してみたものなのか、いちどお店を訪れ、店主様に聞いてみたいなあ。
ちなみに元ネタ(GAGのデザインの元になったバイク)は1984年に発売されたGSX-R。
(通常車名に付けられる排気量(400)無しのネーミングが「クラスを超えた速さ」を表現したものなのだとか)
はい、私の愛車でした。
こっ、これは恥ずかしい。
Journeyの「Separate Ways」並みの破壊力・・・
※「Separate Ways」のプロモビデオは小林克也さんも、BS朝日で復活した「ベストヒットUSA」で「恥ずかしい作品」と苦笑交じりに紹介してました。
なんというか、中二の男の子たちが、「俺達もプロモーション・ビデオを作ろうぜ!」なノリで作られてて、メンバー勢揃いでエア演奏するとことか、スティーブ・ペリーのアップとか、恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら爆笑できる傑作ビデオなのです。