一年振りに奥さんの実家へ、ちょっと遅い夏休みです。
金曜夜に三島に到着、今日は奥さんのご両親、タカシくん(奥さんの妹さんの子供、4歳)と5人でお出かけしました。
強い日差し、気温も32度と残暑厳しいこんな日には高原の美術館がピッタリ、というわけで長泉町の「ビュフェ美術館」に行ってきました。
私はおおよそ芸術、美術などとは無縁の人間ではありますが、この作家の絵には何かしら惹かれるものを感じました。
20代の頃の7年半を三島、伊豆で過ごした私ですが、(職場から非常に近かったにも関わらず)スルガ平近辺はまったく未踏の地、こんな素晴らしい美術館の存在すら知らなかった事をちょっと後悔。
併催されていた「水木しげるの妖怪道」もとても楽しい企画でした。
広重の五十三次を模した53枚の細密な妖怪版画は圧巻、この尽きること無い想像力こそ真の芸術家と言えるのではないでしょうか。
オトナがみるとユニークで愛らしさすら感じる水木妖怪たちですが、タカシくんはかなり怖かった様子。そうそう、この年頃に見た「怖いもの」ってけっこうトラウマになったりするんですよねえ。
夕方には国道一号線を東へ、三島からの箱根路登りは昔から大好きなドライブコースです。気温22度、さわやかな高原の風を感じながら芦ノ湖で一服、その後硫黄の匂いが立ち込める大涌谷へ。
(しかし大涌谷っていつ来ても外国人観光客ばっかりだなあ)
あいにくと富士山は雲に隠れて見られませんでしたが、我が第二の故郷、伊豆をたっぷりと楽しんだ一日でした。