朝7時、今朝は冷えるなあ、と思いながら外に出たんですが、外気温計は14度。
そんなに暖かい?と我が身を振り返ればシャツ一枚。すっかり薄着の癖がついてしまったようで、明日から上着を忘れぬようにせねば。
さて、仕事場の隣には子供たちがよく遊びにきている公園があるんですが、突然子供たちが何人かで「自転車壊れた」とやってきました。
ウチは自転車操業だけど、自転車屋じゃないんだよなあ、などと真冬並みの自虐ギャグをかましつつ(思わず一人で「うぷぷ」と受けていたのは秘密)、そこは子供と動物にやさしい店長コンヤ、どれどれと様子を見に行くと、やはり、チェーンが外れているだけでした。
よしっ と手袋代わりにビニル袋で手を覆い、後輪車軸に食い込んだチェーンを引っ張り出そうとしましたが、これがナカナカ取れない。
はじめは応援していた子供たちもやがて飽きてくると、みなよそに遊びに行っちゃったり(持ち主の子も)。
日暮れ間近、風が冷たくなり、私も飽きかけ諦めかけた頃、なんとかチェーンが外れ、直してあげることができました。
途中から鬱陶しくなって、袋をはずしてしまったので手は真っ黒。
でもまあ、「ありがとうございました」と言われてちょっとハートウォーミング。
そう、自分が子供の頃、愛車(自転車)のチェーンが外れるなんで大事件、ましてや暗くなってくると、泣きそうなくらい不安になったものです。
そんな事を思い出しつつ、少年の後姿を見送ったのでした。