さて、今日は「私」的には、1978年10月2日以来の「部分日食」観察。
子供のころ、たしか小学校の中庭から「黒い下敷き」(現在は目を傷めるので、禁止されてます)で日食を見たよなあ、とおぼろげな記憶を確認すべく、検索すると、上記の日にちに、石川県で部分日食が観測された事実が確認できました。
改めて、「ネットって、すごい!」と思った次第。
ちなみにこの日は、浜崎あゆみさんのご生誕日でもあるそうです。
(こういった、付随的な知識が得られるのもネットの楽しみ・・・)
さらにさらに、この日のヒットチャート第一位は「銃爪」-世良公則&ツイスト-なんですって。私、このシングルレコード、買いました。
おっとこのままでは、「1978年 店長コンヤ 追憶の旅」が始まってしまいそうなので、話を2009年に戻します。
地元「野々市町情報交流館カメリア」で実施された「部分日食観察会」に参加させていただいたのでした。
講堂で日食の知識、注意事項についてのお話。
そして野々市町役場横の「あらみや公園」へ。
天候は曇り、雨の心配は無さそうですが、「食」が始まった時間を過ぎても、太陽はそのお姿を見せてはくれません。
大変なのは講師のお兄さん、必死で日食にまつわるいろいろなお話で場を繋がねばなりません。
(むしろ、雨が降ってれば「残念! ホールに戻って他の地域の日食中継を観ましょう!」となるのに、いつ見られるか判らないばかりに、針のムシロの上でのダンスを踊り続けねばならなかったのです)
そんなお兄さんの悲壮な、そしてその場に集まった300人(コンヤ推計)の願いが通じたのか!
10時28分、ついに太陽さまがそのお姿をあらわしたのです!!
10時29分 うす雲のおかげで、フィルター無しでも撮影可能でした。
10時32分 雲がなくなると、こんな感じ。
カメラを大切にする人は、光学部品が痛むので、こんな写真は撮りません。
ちなみに私は、この日のために、9年前に購入し、現在は引き出しの肥やしとなっていたデジカメを非情にも引っ張り出してきたのでした)
10時34分 これは手製のフィルタを通した写真。
10時50分 これも雲のフィルタを通して。
こんなにスマートな太陽を観たのは、初めてのことです。
11時00分 食は進んでいるはずなのですが、雲が薄くなったため、太陽が太って見えます。
11時05分 最大日食直前、これは天体望遠鏡の覗き窓にフィルタを取り付け、紙に写した太陽です。
11時06分 当地で最大食の時間なのですが、残念ながら撮影は失敗。
当会を主催された皆さま、協力くださった皆さま、本当にありがとうございます。
参加された皆さま、お疲れさまでした。
午後からは、定常業務、ご注文商品を出荷して、さくら部長とお散歩して。
「部長、日食はいかがでした?」
「なにそれ、食べれるの?」 べつだんの興味はなかった模様。
ひどい使われ方をしたにも関わらず、故障しなかった私の旧愛機「G2」もお疲れ様。