もう8月! 前回の「部分日食」からも11日経ってしまいました。
この間、ものすごく忙しい、という程ではないものの、切れ目なく仕事があって、なかなかネタを拾えなかったこと(昨日の川北大花火も仕事で行けなかった!)、それと、ずっと雨だったので、「困ったときのさくら部長」とのお散歩もご無沙汰になってしまっているのです。
ヒマしてるさくら部長三面図(それぞれクリックで拡大)。
そんなわけで、珍しく最近買った本の話。
「1984年(原題 Nineteen Eighty-Four)ジョージ・オーウェル(イギリス)著。
もう十余年愛読していた文庫本がだいぶくたびれてきたところに、新約本が出ると聞き、迷わず購入。
旧
「生い茂る栗の木の下で
俺はお前を売り、
お前は俺を売った-」
新
「おおきな栗の木の下でー
あーなーたーとーわーたーしー
なーかーよーくー裏切ったー」
こうきたか!と思えるような新約箇所もあったり。今まで顧みることのなかった「原著」への興味も掻き立てられます。
で、インターネットのありがたさ、著作権が切れているので、webで全文読むことができるのです。
George Orwell - 1984 http://www.george-orwell.org/1984/
ああ、インターネットが高校時代にあったら、もっと英語に興味を持てたかもしれないのに。
ちなみに先の個所を原文は
Under the spreading chestnut tree
I sold you and you sold me:
さて、世界的ベストセラーの「1984年」、これまで2度、映画化(1956年、1984年)されていますが、日本ではDVDなどで販売されていません。
昔、TVでやってた84年版「1984年」をなんとかもう一度観てみたい、と思っているのですが、今公式に見られるのは、サウンドトラックを手掛けた Eurythmics の「Sex Crime」プロモビデオの数カットだけ・・・。
相変わらず書籍売上でトップ独走する村上春樹著「1Q84」、それに便乗して、「1984年」も再評価され、映像メディアも再リリースされないかしら、と首を長くしてまっているのですが・・・。