今日は私の祖母の100歳のお祝いの会がありました。
1910年生まれのときばあちゃんです。
多くの「お孫さん」がそうであるように、私もおばあちゃんにはホントに可愛がってもらいました。
一緒にお風呂に入って「かもめの水兵さん」を唄ってもらったり、
「あんた(私の事)を連れて歩くと、みんなかわいらしい、こんなかわいい子見たこと無い、って言うとったわ」(苦笑)と、ありがちな孫自慢を、大人になった私にも聞かせてくれましたっけ。
そんな祖母ですが、100歳になっても変わらずお元気、とはさすがにゆかず。
私のことも、「マコトや」、といえば「ああ、マコか」と答えてはくれますが・・・。
しきりに故郷の宇出津(石川県能登町)に帰りたい、という祖母。
最近の記憶はおおかた消え失せ、子供の頃過ごした街が甦ってきたのでしょうか。(干上がったダムに現れた水没集落の如く)
私は、幼少期を、富山、鹿児島、横浜、そして小松で過ごしてきました。
私もいつか、過去の記憶の中だけで生きる日が来たら、その街はどこなんだろう、とふと思ったのでした。