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2009年06月 アーカイブ

2009年06月05日

「オタマジャクシ降ってきた」?

6月5日付「北國新聞」朝刊社会面(3面)に掲載されていた驚きの記事です。

「オタマジャクシ降ってきた」

「それは、原稿の締め切りに追われていた4日夕方のことだった。」
という、(新聞としては)奇妙な書き出しの記事を要約すると、

・七尾市中島市民センターの職員M氏が「ペタペタ」という音を聞いた
・黒いものが落ちてきた、良く見ると「オタマジャクシ」
・約100匹、300平方mにわたって落ちていた、多くはつぶれて息絶えていた
 (生き残った奴もいたのか?)
・専門家に確認したところ「トノサマガエルのオタマジャクシ」との回答
・同駐車場南西100mに水田が広がっているが、間に3階建の庁舎がある
・「竜巻」により巻き上げられた水棲生物が降ってきた、というのが唯一の合理的説明
・しかし気象台では竜巻は観測されず、「オタマジャクシ」だけ、というのも奇妙

「真相はお天道さまだけが知っているようだ。」と、完全に放り投げたような(これまた新聞らしからぬ)言葉で記事は結ばれています。

 
こういった事件は「ファフロッキーズ現象」と称され、世界各地で「カエル」「石」「ワニ」!など、さまざまな落下物が確認されているとのこと。私も子供のころ、科学読み物だか怪奇読み物(その境界は非常に曖昧)で読んだ覚えがあります。


そしてたまたま、今何度めかの再読中だった村上春樹著「海辺のカフカ」でも「イワシとアジが降ってきた(第18章)」というくだりがあり、その偶然にちょっとビックリ。

海辺のカフカ

劇中では「テレビの報道車も詰めかけ、大騒ぎ」になったのですが、こちらは上記の地方紙が伝えるくらい、ネット掲示板でもまったく話題になっていなかったので、ついブログで紹介してしましました。

もし、もう少し近くで起きた事件だったら、現場に駆け付け、「生き残った」オタマジャクシを確保、「アマ降りガエル成長日記」というブログを開設、それが書籍化、TVドラマ化、映画化されて印税で左うちわ! なあんて・・・。


ところで村上春樹氏、といえば新作「1Q84」が話題です。

もう四半世紀くらい、彼の小説のファンですが、「文庫化までジッと我慢の子」状態。
ケチくさい、と言われそうですが、私は村上氏に限らず、小説は文庫で読んだほうが味わい深いような気がするのです。

好きなものをあえて2~3年待つ、なんとなく「俺もオトナになったなあ」と思ってみたり。

2009年06月07日

雲丹醤(ひしお)再入荷いたしました

雲丹ひしおの紹介ページはこちら

3月より品切れしていた「雲丹ひしお 390g」入荷いたしました。


雲丹醤(ひしお)の紹介ページはこちらです。
http://www.ishikawaya.com/shohin_shoku_hishio.htm

※原料高騰により、雲丹ひしお 2,310円、鯛ひしお 1,680円 と価格改定いたしました

現在(2009年6月)のところ、ご注文後の翌営業には発送可能です。

なお、今回も原料無くなり次第、販売休止となりますこと、ご了承ください。
在庫状況につきましては、ホームページにて随時お知らせしてまいります。

百万石まつり、なんですが

さて、昨日は百万石まつりのメインイヴェント「百万石行列」が行われました。利家公役に永島敏行さん、お松の方役に熊谷真実さんを迎え、沿道に詰めかけた観客約40万人(金沢市の人口と同じくらい)が大いに盛り上がったとのこと。

私も、例年カメラを担いで「取材」に行ってるんですが、ここしばらくは業務多忙につき残念ながら不参加。
とくに今年は、品切れでお客様にご迷惑をおかけしていた「雲丹ひしお」再入荷で、大忙しだったのです。


そんなことで、今週末も定番の芦城公園を さくら部長とふたり行列(?)。

今週のおねこさま

今週のおねこさま。


薔薇をバックにニッコリさくら部長

薔薇をバックにニッコリさくら部長。

「なにか」を首を長くして待つカメの人

「なにか」を首を長くして待つカメの人。


目が寄って、へんな顔のさくら部長

目が寄って、へんな顔のさくら部長。

「オタマジャクシ」まさかの続報!

事実は時として、想像力の斜め上を行くことがあるわけで・・・。

白山でもオタマジャクシ降る

「白山でもオタマジャクシ降る?-中島に続き「超常現象」深まる謎-」

えー 今度は【いしかわや】から比較的近い(数kmの距離)白山市徳丸町です。
(ちなみに私、5年前までこのすぐ近くに住んでました)

今回も記事を要約すると
・6日朝、白山市徳丸町の駐車場にオタマジャクシ約30匹が落ちているのを県職員Kさんが発見
・いずれも死骸、つぶれた形状から上空から落下した可能性が高い
・同駐車場を利用する会社員Iさんによれば、5日夜に異常は無かった
・だが同夜、「ドン」という音がし、家が揺れた感じがした
・近所に高い建物は無く、今回も竜巻は観測されていない

まあ、超常現象好きの私としても、今回は、(その規模からいっても)前回のニュースを受けた愉快犯じゃないの?と思ってしまうわけですが
「投げつけられたようなつぶれ方ではなく、人為的ないたずらのような感じはしない」(発見者Kさん)
との発言もあり。

また記事自体も、一昨日の週刊誌的な書き方(たぶんわざと)から、通常の表現(余分な記述が無い)になっているのも、ちょっと不気味なかんじがします。

 
そう、そして前回私が指摘した「海辺のカフカ」とまたしても奇妙な一致が。

「カフカ」では、初め中野区の住宅地でアジ、イワシが降り、次に富士川(静岡県)でヒルが降るというくだりがあります。
「いきものが続けて2回降ってくる」とこしか合ってないジャン、と言われればそのとおり、でも「いきものが続けて2回降ってくる」なんて、そうそうある話(思いつく話)じゃありませんよね。


明日か、数日後に、「あれは悪戯でした」とどこかの誰がが名乗り出るのか、それとも、謎のまま忘れられてしまうのか(語り継がれるには、ややスケールが小さい)。

はたまた、「2度あることは 3度ある」のか?


「いしかわや日誌」は、事件の動向を見守り続けます。ジャーン!


しかしまあ、もし、本物の「超常現象」だとして・・・。

神から授かった「とくべつの力」※で「いつでも、どこにでも、オタマジャクシを降らすことができる」人がいたとしたら・・・
 「もう少しマトモな、生産的な能力にしてくれよ」
と愚痴の一つもいいたくなりますね。

※ひらがなで「とくべつ」と書くのが、村上春樹風

2009年06月10日

オタマジャクシ騒動 全国から熱視線

この「いしかわや日誌」が引き金となり※、石川県のオタマジャクシ騒動は全国ニュース(まあ正確には「情報番組」ですな)でも取り上げられ、大きな反響を呼んでいます。

大ウソ 検索でもこのブログ、全然ヒットしないんで落ち込んでます・・・。

6月10日北國新聞

で、本日付地元紙3面でも、「宮城でも」「小魚も降ってきた?-中能登-」と続報は伝えれれているのですが。

オタマジャクシ1匹に小魚10匹、では「超常」と言えるかどうか。

また記事のトーンも「原因推測面白い」など、短期連載の最終回的な「まとめ」に入っている感あり。


 
まあそんなわけで、私の興味も急速にしぼみつつあり、午後は「普通の」雨のなか、さくら部長と公園をお散歩。


あやめ

芦城公園はあやめが見頃。


さくら部長

季節は梅雨へ。雨があまり好きでないさくら部長、ちょっと憂鬱な表情。

2009年06月13日

「オタマジャクシ騒動」は「サギ」の仕業?

全国的に報道されたのに気を良くしたのか(笑)、引き続き県内では「ところによりオタマジャクシ」状態。

6月12日(金)付地元紙「オタマジャクシ前線停滞」。

今回は何故か、地元のUFO研究家(石川県羽咋市は、かつてUFOが目撃されたことから、「UFOで町おこし」をしているんです)の談話を掲載。
「UFOの仕業とも考えられない」、と常識的(まあ、そりゃそうでしょう)な回答を寄せています。

 
こちらは13日付 「鳥が共通点?」。

今回は、自然システムに詳しい金沢大学教授の談話。
「サギ(鳥)の仕業ってことで、そろそろ手打ちにしては」 といった感あり。

やっぱり数千単位の数でないと、「超常現象」とは言えないかも。

2009年06月17日

「父の日」進行中

6月21日(日)は父の日、というわけで現在繁忙期の【いしかわや】です。

先週来Watchしていた(新聞のスクラップしてるだけだけど)「オタマジャクシ騒動」も、県内的には一段落。
「これは一体?!」という現象が、やがて全国でも報告され、「実はありふれたもの」として忘れ去られる図式って、結構よくあることだったりします。
最近では、「ガードレールのササクレ(金属片)」とか・・・。


さて、忙しい時こそしばしの気分転換、というわけで・・・

紫陽花

空梅雨の紫陽花。


営業スマイル

薔薇の前で営業スマイル。

 
 
ねこの王国

「ねこの王国」とはいえ、これはちょっとリラックスしすぎでは。
(基本的に人間はまったく警戒しない)


さくら部長

帰宅後のんびり、のさくら部長。
なんか年齢相応(5歳)というか、熟女の色香が感じられるような、感じられないような。

2009年06月21日

父の日

今日は父の日。

弊店より全国へ発送したギフトが無事届いていることを願いつつ、このブログを書いています。
全国のお父様方、そして仕事を手伝ってくれている私の父にも、感謝を込めて。
 
 
さて、昨日今日と夏を思わせる暑さの石川県。

さくら部長

出ました、さくら部長お得意の「冷却面積を増やすため、壁面に張り付きゴロ寝」ポーズ。


今日のお猫さま

避暑地(水辺の木陰)でくつろぐねこさん。

 
暑いからって、ダラけてばかりいるわけではありません。

さくら部長

緑眩しい芝生の上でボール遊びで体を鍛える部長。
 
 
さくら部長の「影」

夏至の強い日差しを受けて路面に写る影。

2009年06月26日

Michael You've got a lot to answer for

マイケル・ジャクソン氏のご冥福を、彼の「スーパースター」時代を知る者として、こころよりお祈りいたします。

享年50歳、「早すぎる」という定型文を見るにつけ、晩節(昨今)の報道を思い出せば、ファンとしては「むしろ・・・」とも、思ってしまうのです。
(たぶん、存命であられても、彼の宝石のようなポップスの新作を耳にすることは・・・)


古いヴィデオテープを引っ張り出して彼を偲ぶ三日月の夜。


 

彼について、今更私などが言及することなど何もありません。
ただ、彼についての記述で、もっとも印象に残った一文を紹介したいと思います。



村上春樹「THE SCRAP 懐かしの一九八〇年代」

マイケル・ジャクソンそっくりショー2」より

【前半省略】
-マイケル・ジャクソンの「そっくりショー」に出演する若者のお話です-

 それから多くのマイケル・レプリカたちは本物のマイケルらしくなるように、血のにじむような努力をしている。彼らのほとんどはマイケルの真似をして酒も飲まないし、煙草も吸わない。女の子とも寝ない―かどうかはしらないけれど、かなりきちんと私生活を律していることも事実である。そういう点ではマイケル・ジャクソンは青年たちにとても良い影響を与えている。昔のジャズ青年たちがチャーリー・パーカーの真似をしてクスリをやったのとはえらい違いである。
「ある種の人々は神に祈る」とレプリカの一人であるマリオ君は語っている。「僕らはマイケル・ジャクソンに祈るんです」(84.10.5)

2009年06月27日

空梅雨

ここ石川県は暑い毎日が続いております。
梅雨の谷間でコレじゃあ、今年も酷暑となる予感が。

水辺のねこたち

水辺のねこたち。


ひるねこ

茶室の石碑もねこにとっては、クールベッド。

 

さくら部長

緑がバックだと、より「男前」?にみえるさくら部長。
 
 
さくら部長

帰宅すると、ひたすらダラける部長・・・。

2009年06月28日

ふぐの子ぬか漬が「Clife」(中日新聞刊)で紹介されました

     Clife 7月号

中日新聞が発行する情報誌「Clife」7月号の
「中部圏の『ご飯のおとも』」
にて ふぐの子ぬか漬 が紹介されました。

Clife 7月号

 
ふぐの子ぬか漬の詳しい説明はこちらをご覧ください。

「酒肴倶楽部」ふぐの子の記事一覧はこちらです。

【いしかわや】ホームページ


いしかわやは、石川県の産品を中心に、美味しいおつまみをお届けするお店です

【いしかわや】は、能登で獲れたイカ、魚醤油いしり、ふぐの子糠漬など北陸の味覚と、くちこ、からすみ、塩辛など珍味をお届けするお店です。
〒921-8801
石川県石川郡野々市町
御経塚2-192-405
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店長のコンヤです


店主近影

名前/紺矢 誠(こんやまこと)
家族/妻との二人暮し
出身/石川県小松市
住所/石川県石川郡野々市町
趣味/音楽、読書、水泳、温泉めぐり、映画、パソコン、デジカメなどなど

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