6:00起床、昨日ちょっと夜更かししてたんで、心配だったけど、間に合いました。
何って、そう「ラジオ体操」ですよ。
「多分ここじゃないかな」と目星をつけておいた遺跡公園に行くと、小学生の姿が。世話役のオトナも何人かいます。「完全部外者」はもしかしたら私だけだったかも知れませんが、まあそれはそれ、別に迷惑防止条例に抵触することもないでしょう。
3分程前に現地入りしたのですが、体操が始まるまでの時間、ナゼだか緊張している自分を発見し、苦笑。ちょっと準備運動でもしておこうかな、と思ったくらいですから(笑)。
6時30分、「ちゃんちゃんちゃらら~」<中略>「全国の皆さん~」<中略>ロケ地の紹介を挟んで「ラジオ体操の歌」。体操を始めるまでに、こんなに前置きが長かったんだよなあ、としみじみ。
「ラジオ体操第一」は何年か前、2泊3日の職場研修でもやったんで、何とか体が憶えていました。
8番目の「腕を上下に伸ばす運動」だけは、ラジオの子供たちの「1,2,3,4!」という掛け声が入るのは、30年前とおんなじ。世の中には変わらぬものもあるのだなあ。
続いての「第二」、これはさすがにけっこう忘れてましたねえ。
とにかく、無事初日はクリア。あと40日間、出席率80%を目標にがんばってみましょうか。
さて、ようやく本題の「人体の不思議展」。
これ、今まで医学の現場でしか見られなかった「本物の人間を使った標本」を一般に公開し、「健康の大切さと生命の尊厳を再確認」しよう、という趣旨で全国で開催されています。
「人体解剖標本」はすべて「生前からの意志に基づく献体」によって提供されたものだそうで、その保存には「プラストミック」という新技術が使われています。
「標本の作り方」の解説パネルを見ると、古代エジプトのミイラ作成法と「攻殻機動隊」の義体製造プロセスを合わせたような精緻なもので、出来上がりは無臭、弾力性に富み、常温で半永久的に保存できるそうです。
そんなわけで、展示された標本は「生々しい」と言えばいいのか、こーゆーのがダメな人は1秒と見ていられないだろうなと思えます。
やはりというべきか、参観者は女性が80%でした(高校の頃、「エレファントマンを見に行ったら自分以外全員女の子だった」という話を思い出したのでした)。
「自分の体もこうなっているのか」という素直な気持ちで見れば、これほど興味深い展覧会もないでしょう。でも「体にメスを入れたところ」をリアルに想像できちゃう人には・・・。
私の場合、過去の医療体験を思い出しながら、「中心静脈カテーテルはここを通っていたのか」、とか「骨髄液はここに針を入れて採取したのか」とか、思い入れたっぷりに見ることができたのでした。
標本の一つ一つが驚きに満ちたものであり、すべてにコメントしたいところですが、そうすると明日のラジオ体操に差し障りがありそうなので、これくらいにしておきます。
ご興味のある方は 下記リンクをご覧ください。
人体の不思議展 http://www.jintai.co.jp/
会場で展示されていた標本の多くを見ることができます。
さて、会場出口近くでは「アナタの脳年齢、骨密度測定します 1回1,000円」なんて催しもやってました。
気まぐれにやってみたんですが、脳年齢の測定結果に愕然!
「今日のあなたの脳年齢は44歳です」
コメント欄には
「脳の老化が進んでいるようです、頭を使う時間が人並みより少ない生活を送ってはいませんか?」
「診断結果」にこんなにショックを受けたのは、2002年2月以来(苦笑)。
ちなみに診断方法は、PCの画面上にランダムに並んだ数字を1から順に指でタッチして消してゆく、というもの。タイプクイックではそこそこの点数なんだけどなあ・・・。
まあ測定結果によって「お前は今日から二級市民だ」などと社会的制裁を受けるわけでもないし、ちょっと練習すれば成績アップするような「テスト」なのでショックはすぐに収まりましたけど。
骨密度のほうはというと、「同年齢の平均値に比較すると88%(つまりやや脆い)」。
もう何でも言ってくれ、という気分です。牛乳、豆腐、海草、納豆などカルシウム系はけっこう好きなんで、食生活は問題無いと思うんですが、まだまだ運動が足りないようです。
さて、明日もラジオ体操、がんばりますか!

これは会場出口で買った絵葉書。webに掲載するにはイチバン穏当な標本といえます。
他の「リアル系標本」の絵葉書ってどんな時にどんな人に送れば良い物やら
ところで・・・
帰宅後にトンデモない事実を発見!
行きしなコンビニで買った入場券、実は次回開催の「新潟県民会館」の前売り券でした・・・。