« 月の初めはそれなりに忙しくて | トップページ | 今日の最高気温は24.8度 »

2005年04月05日

今日も良いお天気

■ 病院の日

最低気温は3.5度とそこそこ寒かったものの、最高16.6度、しかし日差しが強くクルマで移動していると、体感的には20度以上あったように思う。

今日は病院でCT(コンピュータ断層撮影)検査の日。午後イチに予約ということになっているが、予約があっても無くても待つのが大学病院というところ。
時間つぶしの本を売店で物色するも、あまり面白そうなものは無い。
あ、そうだ入院病棟のデイルームに寄贈文庫があったな、と思い出し、そこで角川ホラー文庫を一冊借りてきた(ビンボーしていると機転が効くようになるものなんだなあ)。

■ ホラーなホラー小説

ホラー小説のパターンのひとつに
「起」 怪現象がおきる → 「承」 おびえる →
「転」 合理的な解釈が得られ、安心する → 「結」 どんでん返し
といったものがある。
幽霊を見た、と思ったらなんだ柳の木か、と油断してその木に近づくと、実は柳の妖怪で枝に絡め取られ死んじゃう、みたいな話。

私が読んだ中の一篇もその流れの話だったんだが、「転」の「合理的解釈」が仰天モノだったのでちょっと紹介しようと思う。

主人公が幼い頃の恐怖体験を回想しながら。

-大人になった今ではすべてに理屈がつけられる。(中略)便所で見た姉は珍しい現象ではあるけれど幽体離脱だったのではないか? 姉もきっと私のように必死で尿意を堪えていたに違いない。
そんな時、たまに幽体離脱現象に見舞われる。便所に行きたいという願いが、もう一人の自分となって現れる。そういう事例がいくつもあることを私は本を読んで知った。-

「幽体離脱」を持ってきて「理屈がつけられる」って・・・。
便所を我慢してて「幽体離脱」というのもなんだかなあ、という気がするが、どうやらこの作者の中では「幽体離脱」は「たまにある事実」として認定されているようなのだ。
えっ、と思い何度か読み返してみたのだが、ギャグで書いているわけでも無さそうだし。
私にとってはストーリーより、コッチのほうがよっぽどホラーなお話であった。

ちなみに作者は、○橋○彦氏、ああ、なるほど・・・。

■ 弁当を使う

20050405231043.jpg

わさびゴマ  桃宝 ゴマふりかけ<北陸の味覚<【いしかわや】

わさびのピリリとした風味が食欲をそそります。
また、わさびには抗菌作用があるので、お弁当に最適です。
ところで、「お弁当を食べる」ことを「お弁当を使う」というんですって、知っていました?

 【いしかわや】わさびゴマふりかけ紹介文より

この「弁当を使う」という言葉、なかなか粋な日本語だと思うのだが、実際のところは「死語」であろう。googleで検索しても、384件しかヒットしない(これに対し「弁当を食べる」は39,900件)。

なんで唐突にこんな話をしたかというと、検査後、昼食に立ち寄ったラーメン屋さんで、「魁!男塾」の第一巻を読んでたら、この「弁当を使う」という表現があったので、ちょっとびっくりしたのだった。
一号生富樫源次が切腹されられるシーン、「鬼ヒゲの授業中に弁当を使ったのがばれて」という台詞に、さすが「日本」を憂うマンガ家宮下あきら先生だなあ、と感心しきり。

ところで、ラーメン屋さんでお昼を食べてる男性って、何故かみんな雑誌とかマンガから目を離さずに箸を動かしているんだけど、そんなに時間が惜しいのかなあ。
私は、どうもお店の人に失礼な気がして、ラーメンを一心不乱に食べるようにしている。
 (だからどうした、と言われても困るんですが・・・)

■ 地球を3周ちょい

20050405231242.jpg

愛車アコードワゴン(1994年モデル)の走行距離が130,000kmを突破。
なんのなんのさすがタフな日本車・・・ と言いたいところだけどかなりガタピシ。
右後部の窓は開かないし、CDは壊れているし、FMは金沢市内しか入らないし、おまけにオートマの故障で、ギアを手動でガチャガチャ変えなければならない。
お月さま(384,400km)までがんばって持って欲しいとは思っているのだけれど、ちょっとキビシそうである。

投稿者 店長のコンヤです : 2005年04月05日 12:25

コメント

コメントしてください




保存しますか?