トップページ | 2004年06月 »

2004年05月20日

【いしかわやネムネム通信】vol.3 3号目で早くもリニューアル

2004年05月20日発行

こんにちは 【いしかわやネムネム通信】 のKonyaです。

このメルマガも3号目、周囲から「内容もダメだけど、このダサい名前(ネムネム)だけでもすぐ変えて欲しい」というアドバイスというよりは「お願い」をされてしまっています。

私もまったくそう思いますが、継続は力なり、とも言いますし、もう少しお付き合いください。

というわけで、今回より中身をリニューアルしてみました。
(目次が付くと、なんとなくメルマガっぽくなるから不思議)

============今週の目次============

【今週の石川県】   金沢百万石まつり(6月11日~13日)
【今週のニュース】  雑誌「印刷部数」公表へ=日本雑誌協会
【今週のお仕事】   刺青師というお仕事

=============================

■ 【今週の石川県】

金沢百万石まつり(6月11日~13日)

石川県最大のイヴェント、金沢百万石祭りの季節がやってきました。
みどころは、何といっても12日(土)に行われる百万石行列、市内中心部を約5時間にわたって地元の音楽隊、加賀鳶(はしご登り)、獅子舞、そして前田藩の大名行列が練り歩きます。

一昨年、NHKの大河ドラマにもなった前田利家公は毎年人気俳優さんが演じており、今年は東 幹久さんの登場。最近キテル役の多い(すいません)東さんですが、きっと華麗な乗馬を見せてくれるでしょう。

でも地元金沢の人に一番人気なのはその前日(金)の夜に行われる加賀友禅燈ろう流しなんです。市内を流れる浅野川の清流に、1,000個の燈ろうが流れるさまは、なんともロマンチック、カップルの方におすすめですよ~。

金沢百万石まつり 公式ホームページ
http://100mangoku.net/

金沢市観光協会ホームページ
http://www.kanazawa-kankoukyoukai.gr.jp/

そうは言っても、なかなかこの季節、宿も取れないし休みも無い、そんな方のために、【いしかわやネムネム通信】で今年のお祭りをレポートする予定です。

父の日プレゼントの発表と合わせて、お楽しみに!
(それまでにカメラの腕をもう少し何とかしなきゃなあ)

■ 【今週のニュース】

このコーナーは、毎回Konyaがほおっ、と思った(比較的重要ではない)ニュースを取り上げてゆきます。

■雑誌「印刷部数」公表へ=日本雑誌協会■

============以下 記事============

日本雑誌協会(白石勝理事長、雑協)は、雑誌の部数を印刷工業会が把握する「印刷部数」に基づいて公表することが16日、分かった。昨年雑協加盟の出版社が公表した835誌の部数は自己申告による「公称」。それに比べ、今秋から始まる印刷部数の公表は透明度が高まると予想され、約400誌が実施に踏み切る。
雑誌部数は広告料などに影響があり、広告主側は雑協に対してより正確な部数公表を要望してきた。雑協は「10年前から検討してきた。出版不況の今、読者の信頼を得るためにも印刷部数公表を打ち出した」とコメントした。

============以上 記事============

なんだそうですが、ようするに今まで私たちが「週刊少年ジ○ンプ500万部!」と聞いてたのは架空の数字ってことですか?

いろいろ調べてみると、どんな業界の雑誌でも実発行部数の3~5倍は当たり前、10倍、それ以上もあるというのだから、長年計量法(適正な計量の実施を確保するために、計量の基準を定めた法律)に関わってきた身としては、へえ~という感じです。

魚介類の場合、100gのものは-3%まで許容範囲とされていますが、実際にマイナスでモノを売ることは、ミス以外考えられませんからねえ。

上の記事を読むと、今までは広告を出す企業も、随分と寛大だったんだなあ、と思ってしまいます。

が、ふと思ったのですが、それほど雑誌業界を責められないのかも。

というのは、自分で雑誌を買わなくても、読む機会ってたくさんありますよね。
子供の頃、マンガ雑誌は友達の間をグルグル回ってました。
ラーメン屋さんとか、散髪屋さんに美容院、銀行などにも待ち時間用にたいてい雑誌があります。
大都市で通勤している方なら、「読み終わった雑誌は捨てずに電車の棚の上ルール」をご存知でしょう。
一冊の雑誌が、もしかしたら10人以上に読まれているかも知れません。
(これを回読率というそうです)

ちなみに我が家で現在、定期的に買ってる雑誌は全部で3誌。私が隔週のパソコン誌とビジネス誌、奥さんが月刊のファッション誌です。
昔はマンガやバイク誌など、結構買ってましたから、自分も出版不況の原因の一つになってるかも、とおこがましくも思ってしまいました。

ちなみにあなたは今、定期的に雑誌を買っていますか?

日本雑誌協会の発行部数リストはこちらです。
http://www.j-magazine.or.jp/FIPP/FIPPJ/F/index.htm

■ 【今週のお仕事】

このコーナーは、ある「職業」について取り上げたいと思います。
(大変そうなので、たぶん不定期連載になるとおもいます)

■となりのイレズミ師さん■

私は毎朝、散歩をしてます(二日酔いと雨天は中止)。
私の住んでる街は、最近開発された振興商業地で、お隣が巨大ショッピングモール、それを飲食店、専門店、アパート、住宅が取り囲み、公園も多いし田畑もまだかなり残っているというバラエティに富んだ環境なので、東西南北、その日の気分でルートを変えて歩いています。

で、今日もはじめて通る道を歩いていた時、何気なく民家2Fの壁面に掛けられた看板に目を向けると

「刺青師 ○○」

TVや映画の世界ではおなじみだけど、実社会ではあまりお目にかからない職業、という勝手な先入観があったんですが、ファッション的にも人気、今やメジャーな業界なんだなあ、と文字通り身近に感じてしまったのでした。

ネットで「刺青師」と検索すると、なるほどたくさんの職人さんがサイトを持ってらっしゃる。
考えてみればこのご職業、とてもネット向きですよね。
周りに評判を聞ける人がいなかったり、相場が知りたい時、HPを見てからなら、(多少は)安心して足を運べますものねえ。

ちなみに海外でも「Tattoo」は根強い人気があるようですが、日本のアニメキャラクターや漢字を入れるのも流行っているようで、日本人が見ると「?」というようなものも少なくないような。

漢字イレズミのページはこちら
http://www.bme.freeq.com/tattoo/kanji001.html


というわけで、リニューアルしたメルマガ、いかがでしたでしょうか。

え? 目次が付いても中身が変わらなきゃ意味が無い? まったくおっしゃるとおりです。

次回こそは、もう少し実のあるものにしたいので、今しばらくのお付き合いを、ぜひぜひ、お願いします(こころより)。


============次回 予告============

プレゼントアンケートにたくさんのご応募、ありがとうございます!
現在やっている「父の日プレゼントキャンペーン」、予想をはるかに上回るご応募をいただき、関係者一同(主に私)うれしい悲鳴をあげております。
そこで、アンケート結果の途中結果をちょっとご報告いたします。

それとひとつお願いです。
公正な抽選のためにお一人様につき、ご応募は一回限りとさせていただいております。
同一アドレス、同時刻の同一IPからの複数のご応募は無効となる場合がありますのでご注意ください。

それでは次回は5月末、皆さん、お元気で!

○▲□●△■○▲□●△■○▲□●△■○▲□●△■
石川県の産品、美味しいおつまみをおとどけする
いしかわや http://www.ishikawaya.com/
紺矢 誠  konya@ishikawaya.com
○▼□●▽■○▼□●▽■○▼□●▽■○▼□●▽■

投稿者 店長のコンヤです : 08:48 | コメント (0)

2004年05月08日

【いしかわやネムネム通信】vol.2 ゴールデンウィークってどのくらいの人が働いているの?

2004年05月08日発行

こんにちは 【いしかわやネムネム通信】のKonyaです。

やっぱり今日も眠いです。
というのも昨日「父の日プレゼント」のページを作ってて、ついつい遅くまで起きていてしまったのですね。

先日も「サラリーマン川柳」が発表になってましたが、いつものパターンでお父さんが虐げられている! お父さんに元気がなくなると日本はダメになる!

そんなわけで(余計なお世話かもしれないけど)【いしかわや】は父の日を応援します!と、妙に気合が入ってしまったのですね。
今回、周りの人の協力で、豪華商品も集まりました。
【いしかわや】の「父の日プレゼントアンケート」、ぜひぜひご応募くださいね!
(本プレゼント企画は、終了しています)

さて、ゴールデンウィークも終わり・・・、とまあこの時期この言葉はあいさつ代わりに使われますよね。

ところで世間ではゴールデンウィークは連休の人、って何%くらいいるのでしょうか?

というのも、私は学校を出て7年ほどスーパーマーケットで働いていたので、平日がお休み、ゴールデンウィークも稼ぎ時でしたから、連休なんてトンデモなかったのです。

スーパーだけでなく、食べ物屋さん、観光地、交通機関など、人が遊ぶ時に働いている人はたくさんいるわけで、「そんなに連休連休って言ってていいの?」と思ったわけですね。

幸い今はインターネットという便利なものがあるので、いろいろキーワードを工夫して、「連休に休みの人は働く人全体の○○%である」というデータを探してみました。

で、その結果は、うーん、よく判りませんでした。

が、ここでメゲてどうする! 簡単に判らないことこそ、本当の「情報」と言えるんじゃないか? と自分に言い聞かせ(実は前回のメルマガが本を一冊紹介しただけじゃないか、という反省もあったので)、自分なりに推測してみることにしました。

もちろん、元になるデータは必要、そこで参考にしたのが、総務省 統計局 日本統計月報 http://www.stat.go.jp/data/geppou/ です。

「日本統計月報は、我が国の人口、経済、社会、文化などの動向を総合的に把握できるようにとりまとめたものです。
月々あるいは四半期ごとに公表される統計から基本的な最新のデータを選択し、編集しています」とのことです。

今回使ったのは、その中の「職業別就業者数」です。
表中、「事務従事者」とか「販売従事者」など10のカテゴリに分かれており、それを大体のイメージで 「この業種は連休あり」 「この業種は連休なし」とカウントしたわけです。
例を挙げると、事務従事者は連休あり、販売従事者は連休なし、という具合です。

大雑把ではありますが、それほどズレた数字では無いと思います。

それでは発表します。

(トリビアの泉調に)

日本で働く人の

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

3人に1人は

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

ゴールデンウィークの連休が無かった


という結果でした(自分でやっといて「6へえ」くらい)。

自分は連休なんて関係なかったよ、という方、日本にはこんなにもたくさんの「お仲間」がいたんですよ。

ちなみに私は、この期間中
 『ホームページを作ってお金を稼ごう!』
というゲームをずーっとやってましたねえ。

止められないんだけど、あんまり面白くないという不思議なゲームです(笑)。

それでは今日はこのへんで

○▲□●△■○▲□●△■○▲□●△■○▲□●△■
石川県の産品、美味しいおつまみをおとどけする
いしかわや http://www.ishikawaya.com/
紺矢 誠  konya@ishikawaya.com
○▼□●▽■○▼□●▽■○▼□●▽■○▼□●▽■

投稿者 店長のコンヤです : 07:30 | コメント (0)

2004年05月01日

【いしかわやネムネム通信】vol.1 「いか」が地球を支配するというお話です

2004年05月01日発行

こんにちは、【いしかわやネムネム通信】のKonyaです。
記念すべきメルマガの1号目、ということで、さて何を書いたものか、と始める前から深~く悩んでしまい、こんなことでこれから大丈夫だろうかとかなり不安ですが、どうかお付き合いのほどを。

で、本題に入る前にこの 【ネムネム通信】 という名前なんですが、読めば眠くなる、というわけではなく(でもそうかも知れない・・・アワワ)、単にこれを書いてる今、仕事の締め切り直前で、とっても眠くてこんな名前しか思いつかなかったのですね。

すいません。

と、眠い目をこすり、そろそろ本題いって見ましょうか!

■ ご存知でしたか? 石川県の「県魚」

日本の各都道府県には、それぞれ、県の「花」とか「木」、「鳥」とかが決められています。
例えば東京の「都花」は「ソメイヨシノ」、「都木」は「銀杏(いちょう)」、都鳥は「ゆりかもめ」です。
ここ石川県はそれぞれ「黒百合」「あて」「イヌワシ」です。
まあこの辺はわりあい一般的なんですが、都道府県の「魚」なんてものあるってご存知でした?

そう、石川県の「県魚」は「いか」なんです。

実はこれは「夏の県魚」で春は「さより・かれい」、秋は「あまえび」冬は「ブリ・ずわいがに・こうばこがに」とかなり欲張ったラインナップになってるんですが・・・。

そんなわけで今日は「いか」の未来にまつわるお話なんです。

■ 二億年後の地球の主役は?

みらい、といっても10年後とか100年後の話じゃあありません。
なんと 2億年後!のお話です。

2億年・・・ ええっと、世紀に直すと、割る100だから
(と電卓を叩く)・・・
2,000,021世紀! 何だかますます分からなくなってきました。

もし、私たちが平均30歳で子供を生んでそれが代々続くとしたら・・・
666万世代後・・・ 怪談なんかで「七代祟る・・・」なんて表現があるけど、666万代となると、どんなおばけもついてこられそうにないですね(笑)。

※ここで「ダミアン」を思いついた人は古典オカルトファンです

当然2億年後ともなれば、人類は地球にいません。地球規模の災害で一気に全滅したのか、他所の星へ行ったのか、それとも(一番ありそうなことだけど)世界的に少子化が進んで、まもなく来るといわれている「氷河期」により、緩やかに滅亡していったのか・・・。

とにかく、2億年後の、地球の主人公は「いか」なんです!

(ここで「そ、そんなあ~ 信じられないよ!」と大げさに驚いてください」)

ちなみに2億年後の地球の姿は、現在と大きく異なっています。

まず第一に、1日が25時間になっています(まあ人がいなければ、1日が何時間でも関係ないのでしょうが)。
月の重力の影響で、1年に1/1,000,000秒ずつ地球の自転速度は遅くなっているのです。
ちなみに地球が生まれたての頃は、1日は数時間~10時間だったそうです。

世界地図にも現在の面影はありません。
大地は地球内部の熱エネルギーによりゆっくりと動いており、地球の大陸すべてが一つに合体し北半球を覆う「超大陸」が出現します。

よって現在の「太平洋」「大西洋」といった区分も無くなり、海全体が「地球海」になるわけです。

そんな地球に君臨する生物が、なぜ「いか」なのか?
これには、科学的な根拠がいくつもあるのです。

その1
過去に何度も起きている(と言われている)地球規模の大災害、氷河期に対し陸上の生物に比べて、環境変化の少ない海の生物のほうが、生き延び易い。

その2
中でもいかは、寒い海から暖かい海まで、磯際から深海まで、生息範囲が非常に広いので、種として生存確率が高い。

その3
軟体動物の中でも、頭足類(たこ、いか、オウムガイなど)は脳が大きく、優れた知能があると言われている。

このような理由から、海中に住むいかは体長20mを超える、最大の海中生物として「地球海」の王座につきます。

色素胞と呼ばれる皮膚表面の細胞を使って巨体を美しく発光させることから(これはほたるいかなど、現代のいかにもある機能です)
「レインボースクイド」と呼ばれ、仲間と発光信号でコミュニケートします。

「超大陸」では、森林を闊歩するゾウのような巨大生物が。
その正体は海から上がってきた進化いか「メガスクイド」です。
氷河期や地殻の大変動により、現在の動物が絶滅した地上には、多くの魚類が「上陸」を果たしました。いかには地上で体を支える骨格はありませんが、そのかわり筋肉を発達させることで重力に耐え、大型化の道が開けたというわけです。

樹上に目を向けると、「スクイボン」と呼ばれる数十センチくらいのいかが枝から枝へと、器用に飛び回っています。
彼らは地上に上がった時、大型化の代わりに、その筋肉を敏捷な行動力に使ったのでした。
同時に視力と脳も発達させ、足の一対を腕として餌をつかんだり、狩のとき木の枝を振り回したりと「道具」を使う地球最高の知性を獲得していたのです!

!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!!?!?

「いつの日か、彼ら(いか)が人間に等しい「文明」を持ち得た時、彼らの中の考古学者が、化石の中からかつて「人間」と呼ばれる脊椎動物が地球を覆っていた事をつきとめる日が来るのだろうか・・・」

そんなことを考えながら、「丸干いか」をつまみにビールをグビリ。

でも、いかには骨がないから、人類、特に日本人がいかを好んで食べていた事実は、知られることはないだろう(いや、知られてもどうということはないんですが(笑))などと妙に安心し、また「丸干いか」を口に運ぶ。

「くうう、この「肝」がたまらん!」

今回のテーマは今年ダイヤモンド社から出版された「フューチャー・イズ・ワイルド」という本からの紹介です。
ご興味の方はぜひ手にとって見てください。

世俗のあれこれからしばし逃れ、2億年後の世界に思いを馳せるのも、オツなものですよ。

あ、もちろんお好みのお酒、それと美味しい「いかのおつまみ」をお供にお忘れなく・・・

○▲□●△■○▲□●△■○▲□●△■○▲□●△■
石川県の産品、美味しいおつまみをおとどけする
いしかわや http://www.ishikawaya.com/
紺矢 誠  konya@ishikawaya.com
○▼□●▽■○▼□●▽■○▼□●▽■○▼□●▽■

投稿者 店長のコンヤです : 07:10 | コメント (0)