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2006年06月06日
RKB「中西一清スタミナラジオ」に電話出演しました
本日朝7:45から数分間、RKB毎日放送のラジオ「中西一清スタミナラジオ」の「食の世界遺産プレゼント」コーナーに電話出演させていただきました。
「世界遺産」にご指定いただいたのは、やはり「ふぐの子糠漬(ぬかづけ)」。
その歴史、製法、調理方法などをお話させていただきました。
中西さんが興味をもたれたのは、(猛毒のふぐの卵巣を)「いったい誰が初めて食べたんですかねえ」ということ。
残念ながら記録にも残っておらず判らないんですよ、これが。
その他、今回お話させていただいたことは、【酒肴倶楽部】に掲載しておりますので、宜しければご覧ください。
■ ふぐの子糠漬の歴史
昼前に大急ぎで大学病院の血液内科へ。3ヶ月に一度の定期検診です。
今回の検査も異常はなし。
本来は既往病の再発を調べるものなのですが、最近の医師との話題は中性脂肪の数値とか、生活習慣病予防検診と化しています。幸い他の不具合も無く、まさに「一病息災」といったところ。
夕食を食べながらNHK-BSで映画「山の郵便配達」(1999年中国)を観ました。
原題を直訳すると 「その山 その人 その犬」というタイトル。
湖南省の山間部に点在するいくつかの集落に徒歩(一行程2泊3日、約100km!)で集配する郵便配達員のお話。
「フィールドオブドリームス」的さわやかな感動と、淡々とした描写、美しい中国農村部の風景が楽しめた佳作でした。
レヴューはこちらのHPがよく書かれていましたので、リンクさせていただきました。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/9491/postmen-in-the-mountains.html
ところどころ見落としていたので、20世紀初頭の頃の話だとばかり思っていたんですが(クルマも全く写らないし)、HPで調べたら1980年代の話と聞いてちょっとビックリ。
そういえば自分が中国をブラブラしていた1988年でも、故郷の話になったときに、
「北京から汽車で2日、そこからバスで2日、そこから徒歩で2日」
という大学生がいたものなあ、と想いだしたのでした。中国はあまりに広いのです。
実際に自分が体験した中国は、ややエネルギッシュ過ぎる人々、都市部も農村部もあまり清掃が行き届いているとは言いにくい(穏当な言い方)環境だったハズなのですが、時の流れは洗濯機の如し、今思い出せるのは楽しい想い出や美しい景色ばかりです。
この映画の過度に美しい映像は、そんな私の記憶の中の中国とピッタリマッチしていたので、強く心引かれたのかも知れません。
最後に、郵便配達に同行する「次男坊」という名の犬(なぜかシェパード、撮影の際、人民解放軍からよく訓練された犬を借りてきたのでしょう)が、道案内、村人に来訪を告げる、おまけに風で飛んだ郵便物を集めてくる、と健気なくらいお利口さんで、動物好きにもたまらない映画です。
綱を離した瞬間、ロケット花火のように視界から消えてしまう我が家の次女「さくら部長」とはえらい違いだなあ。
投稿者 店長のコンヤです : 2006年06月06日 22:49