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2005年05月15日

珍しく歴史の話でも

今日の金沢は、朝方小雨がちらつくも、午後からは晴れて最高気温は18.7度。
例によってクルマの中は温室のように暖かいんだけれど、外は北風が肌寒さを感じさせます。

外出中、あちこちの田んぼでサギの群れを見ることが出来ました。

050515sagi.jpg

サギが居るということは、田んぼに餌となる虫が居て、虫が居るということは、この田んぼはあまり農薬を使っていないのかな、などとエコな事を考えてみたり。

珍しく歴史の話です。

今日は5月15日、近代史的には五・一五事件の日ということになると思うのですが、(私の知る限り)あまり話題にもなっていないようなので、取り上げてみることにしました。
1932年、時の総理大臣犬養毅が海軍の士官ら3人に射殺されたという事件です。
「話せばわかる」「問答無用」のやり取りはそのまま、政党内閣から軍政への転換を象徴しており、翌年の国際連合脱退、1937年の日中戦争、1941年太平洋戦争へとつながってゆきますが、これは単なる「軍部の暴走」とは言えないようです。
というのも、事件を起こした士官に対し、国民から100万を超える減刑嘆願が集まったというのです。
昭和恐慌のさ中、「財閥と結託し甘い汁をすする政治家」に対する国民の不満がその背景にありました。

と、ネットで調べながら書いているわけですが、学校で習ったはずなのに、見事に何も覚えていませんでしたね。当時は「日本史は暗記科目」と思っていましたから、この時代の事件、人名の多さに完全にお手上げでした。
「ナゼそうなったのか」という疑問を持っていれば、もっと授業も面白かったはずだし、成績もマシだったろうに、と今更のように思うこの頃なのです。

投稿者 店長のコンヤです : 2005年05月15日 23:36

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