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2005年09月25日

SHINOBI (忍)を観てきました

スターウォーズEP3以来の映画の話です。

この映画、故山田風太郎氏の「甲賀忍法帖(1958年)」が原作となっているんですが、今回映画化されたきっかけは、その漫画版「バジリスク(2003年)」が大人気となったことのようです。
実は私も、これまで山田氏の小説は何冊かしか読んでいなかったんですが、「バジリスク」人気で、一連の忍法帖シリーズを一気読み、(その後で)漫画単行本も全巻揃えてしまったのでした。

050925shinobi.jpg

小説も、その漫画版も大のお気に入りなだけに、その映画化には期待よりも不安が付きまとってしまうもの。「日本語をローマ字表記でタイトルにした映画にロクなもんはない(by大槻ケンヂ)」というジンクスもあるし・・・

例によって上映前に予告編が入るわけですが、「子ぎつねヘレン(2006春予定)」の赤ちゃんキツネがものすごくかわいくて、思わず涙ぐみそうになったのでした。

050925heren.jpg

かわいいものを見て涙腺が緩むとは(笑)。


今回上映後に夜叉丸役の坂口拓さん(石川県出身)とアクション監督の下村勇二さんの舞台挨拶がありました。

映画の舞台挨拶を見るのは初めてのこと、たまたま前から3列目という好位置(映画を観るには辛かったんですが)だったので、目と鼻の先で「芸能人」が見られたわけです。

坂口さん、役者になる前は地元の遊園地で働いていたそうで「そこのお客さんが少ないので、潰れる前に転職しようと思いまして」とのことでした(ちなみにその遊園地は今でも営業中)。趣味は格闘技というだけあって、アクション作品を中心に活躍しているそうですが「恋愛映画もやりたいんだけれど、誰も声を掛けてくれない」とボヤキも。
また(今回の上映にご両親も来ていたので)「今まで殺伐とした映画ばかりで、家族が安心して見られる『クイール』みたいな映画にも出てみたい」と場内の笑いを誘っておりました。


さて、映画本編の話なんですが・・・

やっぱり原作に思い入れがあるので、ちょっと厳しかったですね。
ラストもまったく異なっていますし。

何も知らずに観れば、なかなかの忍者アクションではあるとは思います。
日本の自然をテーマにした絵作りも本当に綺麗で、紅葉や雲の色など「あんな写真を撮ってみたいな」と思いました。

投稿者 店長のコンヤです : 2005年09月25日 21:50

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