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2006年02月02日

「間違いだらけのクルマ選び」最終版に思ふ

私はわりとクルマが好きです。

どれくらい好きかというと、かつてある病気を宣告された際、「特定疾病一時金」が保険で出ると知るや否やカーディーラを廻ってカタログを集め、入院中に購入車を検討、一時退院が決まった瞬間にオープンカーをオーダーしてしまったくらいです。

その際にも参考にしていた「間違いだらけのクルマ選び」が今年を持って終了となるのだそうです。
「間違いだらけ~」というフレーズはクルマ本以外にもよく使われていますが、嚆矢(はじまり)となったのが1976年刊行の「間違いだらけのクルマ選び」。
その年のベストセラーとなり、続編とあわせると120万部も売れたそうです。
その後も年度版として毎年書き下ろしが発売されていたのですが、30年でその幕を閉じることとなりました。

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私が買い始めたのは、92年頃からでしたから、その歴史の半分くらいとお付き合いしてきたわけです。
はじめのうちは次に買うクルマの参考書として読んでいましたが、そのうち「クルマ」そのものに興味が広がり、過去の事も知りたくなって、オークションサイトで「間違い~」の旧年版も買い求めたりしたものです。
「好きなクルマ」だけじゃなく、その歴史とか、当時の社会との関係とか、より広い興味を向けさせてくれた著者の徳大寺有恒氏には、とても感謝しています。

趣味って「好き」を踏み出したところに真の面白さがあるものだから。

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クルマといえば、国道八号線沿いにあるドイツ車ディーラーのショールームには、なぜか昔のフェアレディZが4台も!

売り物には見えないし、オーナーの趣味なのでしょうか?

投稿者 店長のコンヤです : 2006年02月02日 23:52

コメント

こんばんわ。
店長さんは、昔は"単車"の方が好きだったのでは?と、言いつつ2シーターのオープンカーを2台にわたって乗っておられるのだから!
スポーツタイプが減っているのは寂しい限りですが、違った意味での遊びがあるクルマも増えてますが、意見は個人の趣味による物でしょう。(私は、現状後者かな)
大病の保険でオープンカーを買おうと考えられるのは、店長さんぐらいですか!だから病も逃げていったのでしょうね。「希望は未来に繋がる」とな。

投稿者 OS : 2006年02月03日 18:18

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